歯を失ったら、まずは急いで入れ歯を!
入れ歯が必要な理由と義歯の種類
みなさま、こんにちは。
岡山市南区の、岡山みなみ歯科クリニックです。
大人の歯は、親知らずを入れると上が16本で下が16本、計32本あります。
この中から1本失ってしまったとしたら、どうしますか?
「32本あるから1本くらいなくなっても大丈夫」と、そのままにしますか?
歯を失った部分に対する治療はいくつかありますが、まずは急いで入れ歯を使うようにしましょう。
入れ歯が必要な理由
入れ歯が必要な理由は、食べ物を噛めないことだけではありません。
歯がなければ、発音や顔の印象にも影響を与え、残った歯にも影響を与えます。
歯がなくなるというのは、年齢に関係なく人間にとって深刻な症状であり、解決するために入れ歯が必要です。
1本でも歯を失ってしまったら、すぐに入れ歯を使うことをおすすめします。
歯が抜けたままにすると起こる深刻な症状
- 歯のない部分に向かって、両隣の歯が傾く
- 抜けた歯とかみ合わせになっていた歯が伸びる
- 歯ぐきがやせ始め、顔の印象が老けてくる
- 食べ物をしっかり噛めないので、内臓に負担がかかる
- 息がもれて発音に影響が出る
むし歯や歯周病、突然のケガなどで歯を失ってしまい、そのままにすると、上記のようなお口の環境の悪化が始まってしまう可能性があります。
これらのことが起こると、残っている歯の隙間が大きくなって磨き残しが増え、むし歯や歯周病などのトラブルにつながることも。
さらに、かみ合わせが悪くなることで身体のバランスが崩れて頭痛や肩こりが起こったり、しっかり噛めないので食事が満足にとれなかったりと、全身の健康にも影響を与えかねません。
入れ歯や義歯の種類
歯を補う治療方法として、入れ歯の他にもブリッジ、インプラントという選択肢があります。
ブリッジ
ブリッジは、複数の義歯がつながっている装置です。
歯が抜けてしまった場所の前後に残った歯を削り、その歯に被せて抜けた歯を補います。
保険診療、または自由診療の治療です。
インプラント
インプラントとは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せて天然の歯のように再現できる義歯のことです。
しっかり噛めて見た目も自然なのでおすすめではありますが、外科的な手術が必要なことや、一般的な治療期間が6ヶ月~1年ほどかかってしまうこと、自由診療のため治療費が高額になることなどから、治療を始めるまでに検討される方が多い治療です。
歯を失ったら、できるだけ早めに入れ歯を装着
将来的にインプラントの治療をすることになったとしても、歯を失ってしまっている部分から口腔内の環境は悪化し始めています。
まずは入れ歯を使い、じっくり検討した方がいいと思います。
岡山みなみ歯科クリニックは入れ歯の治療実績が多数あり、部分入れ歯も総入れ歯も得意分野です。
お口の状態に合わせて、お一人お一人に適切な入れ歯をおつくりしています。
今お使いの入れ歯の不具合も調整いたしますので、入れ歯のお悩みはおまかせください。