みなさま、こんにちは。
岡山市南区の、岡山みなみ歯科クリニックです。

人間の歯が永久歯に生え変わるのは、6～12歳頃。そこからはずっと永久歯を使い続けることになります。
むし歯や歯周病から歯の寿命を縮めてしまわないように、「予防」を始めましょう。

歯の健康は全身の健康と深く関係しているので、負担する医療費にも大きな影響があります。

80歳の年間総医療費を比べた場合、残っている歯の数が0～4本しかない人よりも、20本以上残っている人の方が17万円以上も少ないという調査結果が報告されました。

歯周病になってしまうと、糖尿病や認知症、心臓疾患、脳疾患、動脈硬化などのリスクが上がる傾向があります。

歯のトラブルを起こさないように予防することは、歯の治療費だけでなく、これらの全身疾患を予防して治療費の負担を抑えることにもつながります。

全身の健康のためにも、治療費負担を抑えるためにも、予防は大切なのです。

予防のためのケアには、歯磨きなど自宅でできる「セルフケア」と、歯科医院で行う「プロケア」があります。

セルフケアだけでは、予防ケアは十分にできません。歯科専用の「エアフロー」や「超音波スケーラー」などの機器を使い、歯科医師や歯科衛生士の手で行うプロケアをあわせて行うことをおすすめします。

エアフローは、微細な粒子を歯の表面に吹き付け、こびりついている汚れを落とします。
超音波スケーラーは、先端が尖った「スケーラー」という器具を超音波で振動させ、手磨きでは落とせない歯石などをはがします。

どちらも歯と歯ぐきの汚れをスッキリと落とす効果があり、痛みの感じにくい処置です。汚れや歯石から発生する歯のトラブルを予防するために、定期的な受診がおすすめです。

さらに岡山みなみ歯科クリニックでは、初診の際に唾液検査を無料で行って口腔内の細菌の数などを調べ、むし歯のなりやすさなどがデータでわかります。

その結果をもとに、お一人お一人に適したセルフケア方法をオーダーメイドでご提案いたします。
歯のために、そして全身の健康のためにも、ぜひご自宅で実践して予防にお役立てください。